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京都・壬生  二方屋
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二方屋だけの砂張・・・
久しぶりに背景や歴史をまとめてみました。
砂張の技法は大陸から伝わってきたとされ、
正倉院のころ1300年前は多くは食器として使われていました。
非常に砂張の配合率の似たものとしてミャンマーの銅鑼があります。
ネパール地方のガンダー(金剛鈴)やバジュラ(五鈷杵)
ティンシャなどはもともと砂張で作られていたようです。
経典の中には修羅宮に入るには妙なる砂石で作られた
五鈷杵を使わなければならないと記されており、
この砂石が砂張であると伝えられています。
砂張は「魔を切り、場を清め、悪霊を祓う」と言われ、
このような歴史の中から江戸初期、仏具の鳴り物として
砂張のおりんがたくさん作られてきました。

当時の砂張は、銅と錫の合金ですが、
銅に混ぜられる錫の配合の限界をはるかに超えている
技法からなる砂張、それが天保14年から作られている
りんよ工房の砂張です。
時代が積み重ねてきた技法だからこそ、
心に沁みる響き、癒される心地いい音色、
前に座って鳴らすと心落ち着く余韻、砂張本来の音。
そして舞妓りん(MY CORIN)響きは、小さくても
気持ちをふっと魅了してしまう。
高くて澄んだ音色は、気持ちが切り替えられる、
なんだか元気が出る、空気が清まる、
毎日鳴らすとそれが当たり前のように心に刻まれ、
それが馴染んだ癒しになる。
二方屋のおりんはひとつひとつ精魂こめて作っています。
それぞれすべて音色が違います。
すっと心に解けてしまう音、沁みていく音をみつけてください。
各々のお手元に届いた後は個々に使い込んでいただき、
おうちの音として、自分だけの音色として、
代々にわたり末永くご愛用いただければ幸甚に思います。


| CORINからの豆知識 | 17:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
音階じゃない余韻の底力
売り出しにCORIN達を並べて、音が1つづつ違うのですよと
叩いていれば、通りすがりの人に1日3,4人は
必ずといって口にされる。
「並べてドレミファソラシドって、鳴らせばいいのに・・」とか
「ハンドベルにしたらいいのに」って。
以前は必死で「違うのですよ」って説明していたのですが
最近は黙って、ちょっと苦笑い。
それなりに音を楽しもうとされている方からの助言なんだし、
否定はできない。
でもこの場で、言っても許されるなら・・。
砂張の音は、単音ではないのでそんなにはっきりと「ド」とかひらえない。
音階を計る機械も迷ってしまって針を指さない。
最初の切れの良い音、次にうねりをもった余韻、
最後に現れる低重音の唸り。3種の音の余韻が楽しめる。
これが本来の砂張のおりんの音といわれている。
そして鳴らしているうちに5年10年とどんどん鳴り上がりしていく。
手をかけて育てると余韻がいつまでも続くのです。
一生、いや次の世代の、いやその次の子孫まで、
この響きがお家の先祖代々続く、世界でたった一つの音となる。
鋳込まれ、鋳物で出来たときから持っているその音を
最大限引き出せるようひとつひとつ仕上げていく。
音階に合わすのではなく、個性を伸ばしていく。
だからひとつのその音に、静かに耳を傾ける。
そんな風に、使っていただければ・・と思っています。
出来る限りいろんな場所で、二方屋のおりんを聞いて頂くため
足を運びたいと思います。
またどこかでお会いしたとき、足を止めて耳を傾けてくださいね。
騒がしいデパートでの体験となりますが、
できればおうちに持って帰られ、静かなお部屋で聴いてもらえれば
きっとその底力を発揮することでしょう。




| CORINからの豆知識 | 19:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
京都にいて思うこと・・
残暑お見舞い申し上げます。
早いもので、お盆休みもそろそろおしまい。
といってもCORINの工房は2日間のみのお休みですが・・
京都も明日16日、夏の風物となっている五山の送り火です。
京都盆地の周囲の山に炎で描かれた「大文字」「左大文字」「船形」「鳥居形」「妙法」精霊送りの意味を持つ盆の行事です。
京都の三大祭り(葵祭・祇園祭・時代祭)に五山の送り火を加え、
京都四大行事と呼ばれています。
大文字の送り火の始まりは平安初期の空海から・・、
室町中期の足利義政から・・、
江戸初期の近衛のぶただから・・、という3つの説があるといわれています。
かつては燃えきった松割りの消炭を粉末状に砕き病封じとして服用する習慣があったそうだ。が、現在は家庭の魔除け厄除けとして利用されています。
ひとつひとつ調べていけば本当に奥深い京都の風習の数々・・。
日本世界各地から、京都になぜ足を運んでこられるのだろうか?
期待を持ってたくさんの方が訪れる京都。
そんな方たちのために、私たち京都人も偽りじゃなく、
本当の姿を、訪れてくれる方に触れてもらわなくては申し訳ない。
見せ掛けの京都じゃなく、飾り立てた中身のない京都じゃなく、
へんなブランド志向の京都ではない、
しっかり意味のある京都旅行であってほしい。
はやりじゃなく、心から「また来たいね」って言って貰える京都を・・・。


| CORINからの豆知識 | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
りんが応える心をこめた叩き方
東京京都館での親分の展示会の最終日行って、売り場に1日立ってました。
台風が重なったのと、夏休みのためか東京には人がいない?
館内に入ってくる人の数も、12月にやったときに比べ、
かなり少なかったように思われました。
人も売り上げも寂しく、荷造りで片付けた商品の多いこと・・ひやひや
またまたみんなで反省会です。時期も悪かったのでは・・。
しかし、次に備えレベルアップできれば、いい!OK
竹と金属。京都のいい商品が並んでいるのは曲げれもない事実。
なのでそこんとこどうアピールできるか・・・・ですね。
そして販売に立って気付いたのですが、りんが良く鳴るのですよ〜といっても
鳴らし方・・で音や響きがまったく違う。
そんな時、あっ!と思って、思わず寄って行ってしまいます。
りん棒ひとつでも音色は違うのですが、今回は黒檀のみ置いたのでこれはクリアイケテル
しかし上から叩く方がたくさん居られました。
上から叩くとどうしても音が止まってしまいます。押さえ込んでしまうからです。
上部の淵の部分をりん棒を縦にやさしくはじいてほしいのです。
気持ちをこめることで、舞妓りんは心地いい響きをかもしだしてくれるでしょうニコニコ

| CORINからの豆知識 | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
夏の風物。京の風物。
雨が続きますあめ
梅雨だからしかたないのだけど、洗濯物が乾かない〜って
主婦たちは嘆いているだろうと泣き顔
今、京都は祇園祭。たくさんの人で賑わってます。
しかしきれいな浴衣姿も、雨で大変そう・・。

私がものごごろ付いたぐらいから、
そしてうちの子が小学校を上がる前までは、
行かなくてはいけない・・とも思ってなかったのですが、
毎年必ず、ぎおんばやしを聞きに、夏を感じに、出掛けたものです。
祇園祭りのときに”かんかん”と鳴らす鉦吾と呼ばれる鐘。
CORINの工房でも作ってました。
親分が手がけたものは、船鉾、平成おんな鉾です。
先代たちは、長刀鉾、南観音山、函谷鉾などの鉦吾を作ったのだそうです。
各山鉾町で売られているちまきは、美味しそうに見えるのですが、
食べ物ではありません。
門口につるし1年間厄除け、災いよけに重宝されています。
そう!夏が来れば祇園祭に出掛ける。
京都に来れば、CORINをお土産に買って帰ってもらえる。
同じなんです。
CORINも魔よけ、悪霊払い、場を清める力を持っているのですよ。
そんな風にこの祇園祭にあやかりたいものです。YES!

| CORINからの豆知識 | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
猛暑という敵と戦いながら・・
またまた暑い夏がやってきましたおてんき
工房の親分、職人さんたちはこの暑くて厳しい夏乗り越えるのに、
緊張と身体の不安・・・という思いがよぎってきます。
『体がもつだろうか・・』『体調崩して仕事に支障が出ないだろうか?』
普通でも厳しい京都の蒸し暑さ、
それに加え、鋳込み時の顔が焼けるような熱が体中を覆う。
汗が出過ぎて、体の塩分が抜け、塩辛さを感じなくなる。
水分がなくなり、手足がしびれ痙攣してくる。
高カロリーのものを摂取しなくては倒れてしまう。
ちょっとした油断で、真っ赤に液体状になった金属が体にとび、
感覚のない重度のやけどを負うことになる。
こんなひとつ間違えると、大変なことになる作業が行われ、
砂張のおりんが生まれてくる。
だからちゃんと伝えて欲しい。
買いに来られた人にこれが他とは違うということを。
珪素や真鍮で出来てる大量生産のものとは比べないで欲しい。
単純作業では味わえない深い響きがあることを。
子供の頃に聞いたような、なんか懐かしいその音に
たくさんの人が出会えることを、私たちは望みながら
今日もひとつひとつ真剣に、体を張って作り続けている。


| CORINからの豆知識 | 21:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
工房から世界へ・・未来へ
下の写真は、CORINを作ってくれてる工房の一部です。
まるで昭和初期か明治維新?なんて思えるほど、
時代錯誤におちいる場所です。
CORINの親分は5代目。
二方屋で長い間修行していた創業者の二方屋與五郎さんは、
約160年前独立して、工房を立ち上げた。
そして今日まで、作り方、配合一切変えず、砂張にこだわり続け、
伝統を守ってきた。
他の工房では時代の流れで、表面をきれいにするため別の金属を入れたり、
「錫の量が多くなると、ノロ化して液体にならなくなる。」
なので・・・少量しか錫を混ぜないものを多く生産している。
それも『砂張』と呼ばれ、世にお目見えしている。
砂張にこだわる職人としては、嘆かざるえないことだ。
しかしどれもこれも、今の世が作ったっもの。
純度の高い砂張の音・・・
未来にそして次の世代へも残していかなければならない音。
「使うてくれる人に喜んでもらえたらいいんや」と代々言い伝えられてると親分は言う。
毎日毎日、手間ひまかけてこだわり続ける職人たちが、
たくさんの人の心の奥底まで鳴り響くあなただけのりんを作り続けている。

| CORINからの豆知識 | 20:25 | comments(3) | trackbacks(0) |
『音』という命をふき込む
売り出しをしているとき、よく
「金属を削っていくのですか?」と聞かれる。
まったく違うのです。
砂張は溶かした地金を型に注いで造る惣型鋳造法で作られます。
その工程はなんと200工程。
ひとつの型からひとつの製品しか作れないため、型を作る工程、
金属を鋳込んでいく工程、鋳物から加工していく工程、
仕上げの工程。

工程のひとつに「なましもん」と言われる作業がある。
鋳込んだ直後の鋳物は非常に硬く、
それでは加工できないため柔らかくする作業のことです。
非鉄金属は急冷で柔らかくなります。しかしおりんは鳴り物です。
微妙なこれだ!っていう温度があるのです。
ずれると不良品を抱えることになる。
その温度は企業秘密みたいですが・・。
このときのりんは落とせばへこみます。
そして加工していき、そのままでは鳴らないので、
次に「音入れ」という作業があります。
もう1度硬くするのです。
りんの命である『音』を吹き込むのです。
音入れの後のおりんは、落とせばお茶碗のように割れてしまします。
とても繊細な金属になるのです。
叩けば、澄んだ余韻の、天まで届くような響きが奏でます。
ひとつひとつかすかに違う、音色。
皆さんも気持ちに、心にスゥーと入っていく、自分だけの音、
ぜひ見つけてください。







| CORINからの豆知識 | 14:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
砂張の叫び
今、「砂張(さはり)」という言葉があちらこちらで、独り歩きしています。
それってどんな砂張?
ひと言で砂張と言っても配合の割合はまちまちです。
錫の割合が10%未満のものなど。
金と違って18金・24金など配合によっての提示はありません。
ましてや、表面を綺麗にするために、亜鉛やケイ素など混ぜているもの・・
まったく別の金属です。砂張じゃない・・・!
ここで綴っている「鳴り上がりする」という砂張の特色は、これらには当てはまらないのです。

いっぱい知恵をつけて、お店に出向いてください。
そうすれば、もっともっと売り手が知識をつけて、値段からじゃなく、
より良いものを消費者の方に提供してくれることと願っています。
いやいや、私CORINもまだまだ勉強中、修行中の身。
『こんなことも知らんのか〜』ってお叱りを受けることも、
たくさんあると思います。
でも、それをへこまず、そんな方に会ったことをラッキーよつばのクローバーと受け止め、
これからもたくさんの事を吸収していきたいと思います。

すぐに理解できるようなそんな金属じゃない。
『砂張』とは、永い歴史に培われた、
果てしなく不思議な未知の金属だから・・ぴかぴか


| CORINからの豆知識 | 13:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
お火焚き祭って?

毎年11月8日工房はお火焚き祭で神を祭ります。
1年間無事に過ごせたことに感謝し、
来年もどうぞうまく火がまわり、商売が繁盛しますようにと。
江戸時代から京都ではじまり、
京都の伏見稲荷大社は全国一のスケールといわれています。
護摩木(ごまぎ)をかまどの形に組み上げ四方の焚口から火をつけ
神事を執り行う儀。
火を用いる業種だけでなく収穫に感謝し、恵みをもたらしてくれた神を
山へおくるといわれています。
火の中で、宝珠の焼印のあるお火焚き饅頭、みかん、おこしが焚かれ、
焚かれたみかんを食べるとその年風邪を引かないといいます。
今では一般の方用に護摩木に願い事がかかれ、
厄災消除とさまざまな願い事の成就として、
11月はいろんな地域で、神社で、にぎやかにたくさんの人が
参詣されています。


| CORINからの豆知識 | 13:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
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